ぐうたら商会

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藤子・F・不二雄「異色短編集」でお腹いっぱい。

こんにちは。tamaです。

 

先日、友人から藤子・F・不二雄「移植短編集」なるものを借りて読みました。

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藤子・F・不二雄といえば、皆さんご存知「ドラえもん」ですよね。

未来から来た猫型ロボットがひみつ道具を使って、冴えない少年のび太を助ける?物語です。

アニメ版のドラえもんは全体的にほんわかした雰囲気ですが、漫画のドラえもんは時折ブラックジョークや過激なシーンが混じり、ドキッとすることがあります。

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今、僕が読んでる「異色短編集」はそんな藤子・F・不二雄のブラックな話が詰め込まれた単行本になっています。

 

ミノタウルスの皿

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気楽に殺ろうよ

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箱舟はいっぱい

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パラレル同窓会

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これら4冊が出版されており、いずれも単行本のタイトルの物語を含む12,3の短編で構成されています。

社会風刺のネタやブラックユーモア、ドラえもんのような不思議な道具を使った物語が多いです。

いちばんのお気に入りは「並平家の1日」という作品で、消費傾向や能力が日本の平均と似通ったある家族をモニタリングすることで、日本全体の消費傾向の流れを掴み、利益を上げる企業の物語です。

現実には、静岡県の人口構成比が日本全体の人口構成比と似ているため、企業が新しい商品の販売を考える時には、まず静岡県で試してみる。という話がありますが、「並平家の1日」ではそれを一家単位でやってしまうというアイデアです。

他にも、このような面白いアイデアが詰め込まれた作品がたくさんあります。しかも、1話1話が短いのでスラスラ読めちゃう。時間を忘れてしまいます。

中には、一度読んだだけではオチが?という作品もありましたね…私の想像力不足でしょう。笑

なんだか、読んでいるだけで知的になったような気分になります。社会風刺作品なんかは今でも通用するものがほとんどで、藤子・F・不二雄の先見の明の素晴らしさが伺えます。

星新一さんのショートショートなんかとも似た雰囲気があるので、星新一の作品が好きな方は是非。逆に、藤子・F・不二雄「異色短編集」を読んで面白い!と思った方は星新一さんの作品を読んでみると良いですよ。

星新一さんは世の中に1000以上の作品を送り出し、そのほとんどが秀逸なものばかりなんです。特にSF作品のバラエティの豊かさは異常で、今SF作品を書いても全て星新一さんのパクリになってしまうとも言われています。

それほど、世の中に素晴らしい作品を多く残したということですね。

とにもかくにも、藤子・F・不二雄「異色短編集」。皆さんも是非。